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飲食店向けPOSレジの選び方|業態・注文方法・モバイルオーダーで比較

最終更新日: 2026-07-19

飲食店では、会計機能だけでPOSレジを選ぶと、注文受付、キッチンへの伝達、配膳、追加注文、会計、売上集計のどこかで運用が合わないことがあります。

まずは、注文をどこで受けるか、キッチンへどう伝えるか、会計をどこで行うかを整理します。カウンター中心の小規模店と、テーブル中心の飲食店では必要な機能が異なります。ハンディやモバイルオーダーも、現在の注文方法と変えたい範囲に合わせて確認してください。

POSレジ選定全体の考え方はPOSレジの選び方ガイドで、9サービス全体の機能・端末・連携比較はPOSレジ9サービスの機能・業種比較で整理しています。具体的な初期費用、月額費用、端末費用、決済手数料はPOSレジ9サービスの料金比較を確認してください。

ポイント

掲載内容は2026年7月に確認した公式情報をもとに整理しています。機能、対応端末、連携サービス、料金、サポート内容、契約条件は変更される場合があるため、導入前に各サービスの公式サイトで最新情報を確認してください。

飲食店向けPOSレジ選びの結論

飲食店向けPOSレジは、特定サービスを一律に選ぶのではなく、次の3点から候補を絞ります。

  1. どこで注文を受けるか
  2. どこで会計するか
  3. 注文情報をどこまで連携するか
最初に決めること主な選択肢確認する点
注文受付口頭、ハンディ、客席タブレット、QRモバイルオーダースタッフが入力するか、来店客が入力するか
会計場所カウンター、テーブル、セルフレジ、券売機後払いか先払いか
キッチン伝達紙伝票、キッチンプリンター、キッチンディスプレイ注文が自動で伝わるか
店外注文テイクアウト、事前注文、店外モバイルオーダー店内注文と同じ管理画面で扱えるか
店舗管理1店舗、複数店舗売上、商品、権限をまとめて管理できるか

カウンターで注文と会計が同時に終わる店舗なら、会計操作、商品登録、決済、レシート発行を優先します。テーブル会計や追加注文が多い店舗なら、テーブル管理、ハンディ、伝票分割、キッチン連携を確認します。テイクアウトや店外注文がある場合は、受取時間、事前決済、キャンセル対応も分けて確認します。

業態別に必要な機能を整理する

カウンター中心の小規模飲食店

カフェ、ベーカリー、軽食店、テイクアウト中心の店舗では、注文受付と会計が近い場所で完了することが多くなります。この場合は、ハンディや細かなテーブル管理よりも、会計操作の速さ、商品・メニュー登録、キャッシュレス決済、レシートプリンターを優先して確認します。

端末数を増やさずに運用できるか、店舗側で初期設定できるかも重要です。小規模店舗共通の確認点は小規模店舗向けPOSレジの選び方でも整理しています。

テーブル中心の飲食店

客席で注文を受け、追加注文があり、会計時に伝票をまとめる店舗では、テーブル・座席管理、ハンディ、伝票分割、テーブル移動、キッチン連携を確認します。テーブル会計にするか、カウンター会計にするかでも必要な端末や決済方法が変わります。

「飲食店向け」と案内されていても、すべてのサービスで同じ範囲に対応するとは限りません。ハンディ、QR注文、キッチンプリンター、キッチンディスプレイ、伝票分割が基本機能か別契約かを公式情報で確認してください。

テイクアウト・店外注文がある店舗

テイクアウトや事前注文を扱う店舗では、店内注文と店外注文を分けて管理できるかを確認します。受取時間、事前決済の有無、キッチンへの伝達、キャンセル対応、決済手数料を分けて確認しないと、店内注文のピークと店外注文が重なったときに運用が詰まりやすくなります。

店外モバイルオーダーを使う場合は、注文がPOS、キッチン、売上集計にどのタイミングで反映されるかを確認してください。

セルフレジ・券売機を使う店舗

ラーメン店、フードコート、社員食堂、回転率を重視する店舗では、先払いが合う場合があります。セルフレジや券売機を検討する場合は、先払いと後払い、現金対応、自動釣銭機、メニュー変更、売切れ表示、トラブル時のスタッフ対応、設置スペース、機器保守を確認します。

CASHIERはセルフレジ、セミセルフレジ、券売機、ハンディオーダー、テーブルオーダー、スマホオーダーなどを構成別に案内しています。POS+も飲食店向けにセルフレジ、券売機、セルフオーダー、テーブルトップオーダー、キッチン・調理連携を案内しています。どちらも端末、設置、保守、契約条件は店舗構成ごとに確認してください。

複数店舗を運営する飲食店

複数店舗では、店舗別売上、商品・メニューの一括更新、スタッフ権限、店舗間比較、店舗追加時の契約、導入支援、データ移行を確認します。1店舗で使いやすいPOSレジでも、店舗数が増えると商品マスタ、権限、レポートの管理方法が変わります。

Square POSレジ、ユビレジ、CASHIER、funfo、POS+では複数店舗管理に関する機能や構成を確認できます。ただし、対象プラン、追加店舗の契約単位、端末台数、導入支援の範囲はサービスごとに異なるため、公式情報または問い合わせ時に確認してください。

注文方法を比較する

注文方法は、スタッフの動き方、客席数、ピークタイム、キッチンの受け方に合わせて選びます。効果を一律に保証するものではないため、現在の運用でどこに負荷があるかを先に確認してください。

注文方法向いている店舗主な利点確認すべき点
口頭・紙伝票小規模、注文数が少ない店舗現在の運用を大きく変えずに済む転記ミス、集計、ピーク時対応
スタッフ用ハンディテーブル数が多い店舗注文をその場で入力できる端末台数、通信、キッチン連携
客席タブレット注文回数が多い店舗来店客が画面から注文できる端末費用、清掃、故障対応
QRモバイルオーダー来店客のスマートフォンを利用したい店舗客席端末を減らせる可能性がある通信環境、注文画面、決済方法
券売機・セルフ注文先払いが合う店舗注文と会計を先に完了できる現金対応、保守、メニュー更新

スタッフ用ハンディは、注文を受けるスタッフが入力する方法です。QRモバイルオーダーは、来店客が自分のスマートフォンで注文する方法です。客席タブレットは店舗側が端末を用意するため、導入台数、充電、清掃、故障時対応まで含めて考えます。

飲食店で確認したい主要機能

機能必要になりやすい店舗確認すること
テーブル・座席管理着席後に注文し、後払いする店舗テーブル移動、人数変更、伝票統合、基本機能か別契約か
ハンディホールスタッフが客席で注文を受ける店舗対応端末、端末台数、通信、キッチン連携、追加費用
モバイルオーダー来店客のスマートフォンや店外注文を使いたい店舗店内・店外の範囲、決済方法、注文画面、POSへの反映
キッチンプリンター・キッチンディスプレイ厨房へ注文を自動で伝えたい店舗プリンター台数、印字内容、厨房ごとの振り分け、端末費用
伝票分割・割り勘グループ客やテーブル会計が多い店舗分割単位、決済方法、スタッフ操作、返品・訂正
キャッシュレス決済現金以外の支払いを受ける店舗決済端末、審査、対応ブランド、決済手数料、入金条件
予約管理予約台帳と会計をつなげたい店舗予約システムとの連携有無、顧客情報、別契約の有無
テイクアウト注文店外注文や受取予約がある店舗受取時間、事前決済、キャンセル、キッチン伝達
複数店舗管理複数店舗を運営する店舗店舗別売上、商品一括更新、権限、店舗追加時の契約
売上分析時間帯別・商品別に改善点を見たい店舗レポート粒度、CSV出力、分析対象、上位プランの有無
顧客管理会員、LINE連携、購買履歴を使う店舗同意取得、連携範囲、配信機能、対象プラン
多言語対応訪日客や外国語注文がある店舗対応言語、注文画面の範囲、メニュー更新、表示確認

各機能は、基本機能として含まれる場合と、別契約や上位プランになる場合があります。対応端末、追加費用の可能性、他システムとのデータ連携範囲を、サービスごとに分けて確認してください。

iPad型POSレジを選ぶ場合

iPad型POSレジは、カウンター会計、客席での注文入力、持ち運びやすい端末構成と相性があります。一方で、iPadを用意すればすべての周辺機器が使えるとは限りません。

確認する項目は次のとおりです。

  • 手持ちのiPadを利用できるか
  • 対応OSと対応機種
  • レシートプリンター
  • キッチンプリンター
  • キャッシュドロア
  • 自動釣銭機
  • 通信障害時の動作
  • 故障時の代替端末
  • 複数端末での同時利用
  • 店舗側で設定するか、導入支援を利用するか

iPad型、Androidタブレット型、専用端末型は、それぞれ確認点が異なります。特定方式が常に優れているわけではないため、会計場所、厨房への伝達方法、必要な周辺機器から選んでください。

iPadでPOSレジとモバイルオーダーをまとめて確認したい場合

funfoは、飲食店向けのPOSレジとモバイルオーダーを提供するiPad専用アプリです。公式情報では、POSレジ、店内モバイルオーダー、店外モバイルオーダー、商品管理、売上データ確認・分析、LINE連携、複数店舗管理を確認できます。

連携面では、Square決済連携、stera pack連携、freee会計連携、グローリー自動釣銭機連携が案内されています。レシートプリンターやキッチンプリンターも、店舗の運用に応じて確認する項目です。

funfoには無料プランがありますが、無料プランで必要な全機能を使えるという意味ではありません。プランによって同時ログイン台数や利用できる機能が異なります。iPad、通信環境、周辺機器、モバイルオーダー決済、初期サポートの要否も分けて確認してください。

公式資料上、商品管理は確認できますが、在庫数を管理する在庫管理機能は明確に確認できません。予約管理連携も公式資料上では確認できないため、必要な場合は問い合わせ時に確認してください。料金の具体的な確認はPOSレジ9サービスの料金比較も参照してください。

キッチン連携とサポートは営業中の影響で見る

飲食店では、レジ停止や注文連携の障害がそのまま営業に影響します。キッチンプリンターやキッチンディスプレイを使う場合は、注文が厨房へ届かないときの代替手順、印字ミス、通信障害、厨房ごとの振り分け、メニュー変更時の反映を確認してください。

サポートは「あり」と書かれているかだけで判断しません。自分で初期設定する場合、オンラインマニュアルを使う場合、電話・チャットサポートを使う場合、訪問設置や操作トレーニングを依頼する場合では、必要な確認事項が異なります。

確認項目見るポイント
受付時間営業時間中に問い合わせできるか
対応方法電話、チャット、メール、訪問のどれか
対象地域訪問設置や駆けつけ対応の地域
有料・無料基本プランに含まれるか、別契約か
対象プラン上位プランや保守契約が必要か
代替機端末故障時に代替端末を使えるか
駆けつけ条件対応時間、対象機器、追加費用

データ移行、複数店舗への一括導入、機器保守、営業中の障害対応は、公開ページだけでは判断しにくい場合があります。必要な支援範囲を先に書き出し、見積もり時に確認してください。

費用はPOSソフト以外も含めて確認する

このページでは具体的な料金表は掲載しません。飲食店で費用を確認するときは、POSソフトだけでなく、店舗で必要になる端末、周辺機器、注文方法、決済費用を分けて考えます。

費用項目確認する内容
POSソフト公開料金型か、見積もり型か
iPad・タブレット手持ち端末を使えるか、新規購入が必要か
専用端末購入、レンタル、サブスク、保守の条件
レシートプリンター対応機種、接続方式、台数
キッチンプリンター厨房ごとの台数、印字内容、購入ルート
キャッシュドロア現金運用の有無、接続方式
自動釣銭機対応機種、設置スペース、保守
ハンディ端末スタッフ人数、端末台数、通信
客席タブレット客席数、充電、清掃、破損時対応
モバイルオーダー店内注文、店外注文、決済、別契約の有無
キャッシュレス決済端末審査、端末代、対応ブランド
決済手数料POS料金と分けて確認
設置・初期設定自分で行うか、導入支援を使うか
保守受付時間、対象機器、代替機
通信環境Wi-Fi、回線、障害時の運用

料金の詳細はPOSレジ9サービスの料金比較で確認してください。モバイルオーダーやハンディが別契約になる場合、決済手数料がPOS料金と別になる場合、導入支援や保守が別料金になる場合があります。

3ステップで候補を絞る

1. 現在の注文から会計までを書き出す

最初に、現在の流れを短く書き出します。

来店
→ 着席
→ 注文
→ キッチン伝達
→ 追加注文
→ 会計
→ 売上集計

どの工程で待ち時間、入力ミス、集計負担、厨房との行き違いが起きているかを確認します。

2. 変更したい部分を限定する

次に、変更したい範囲を分けます。

  • 会計だけ変更したい
  • ハンディを導入したい
  • QR注文を導入したい
  • キッチン連携まで変更したい
  • セルフレジ・券売機を導入したい
  • 複数店舗管理まで行いたい

会計だけでよい店舗に、テーブル管理や客席タブレットまで含む構成は過剰になる場合があります。逆に、テーブル店で追加注文が多い場合は、会計機能だけでは足りないことがあります。

3. 2〜3サービスに絞って公式情報を確認する

候補を絞ったら、機能、端末、連携、料金、契約条件、サポート、導入期間を公式情報で確認します。9サービス全体の横断比較はPOSレジ9サービスの機能・業種比較で、料金の詳細はPOSレジ9サービスの料金比較で確認してください。

funfoとかんたん注文の確認軸

funfoとかんたん注文は、どちらも飲食店向けの文脈で確認できますが、役割や確認できる情報が異なります。優劣ではなく、検討段階と必要機能で分けてください。

確認軸funfoかんたん注文
主な対象飲食店飲食店
POSレジ確認できるタブレット型POSレジとして案内
モバイルオーダー店内・店外注文を確認できる来店客のスマートフォン注文を確認できる
対応端末iPad専用詳細な対応端末・OSは要確認
公開料金プラン料金の案内あり具体額は要問い合わせ
主な確認事項プラン別機能、端末、周辺機器料金、端末、決済、契約、サポート

情報収集段階では、まず自店舗の注文方法と会計方法を整理します。モバイルオーダーの導入時期、端末、決済、契約条件まで具体的に確認したい場合に、問い合わせで条件を詰める流れが合います。

モバイルオーダーの導入を具体的に相談したい場合

かんたん注文は、飲食店向けに案内されている、モバイルオーダーを利用できるタブレット型POSレジです。公式ページでは、来店客のスマートフォンから注文できること、英語・中国語の設定、通常プランと補助金プランが案内されています。

一方で、月額料金、初期費用、端末費用、決済手数料の具体額は公式ページで確認できません。売上管理、在庫管理、顧客管理、会計ソフト連携、予約連携も公式ページでは確認できないため、記事内では対応を断定しません。

補助金について確認する場合は、制度の適用や採択を前提にしないでください。補助率、対象経費、申請条件、申請期限は変わる可能性があり、通常価格の割引として扱うものではありません。最新制度と対象条件は公式情報で確認が必要です。

具体的に確認する項目は、料金、対応端末、決済、契約期間、サポート、導入までの流れです。すでにモバイルオーダー導入を検討していて、店舗条件を伝えて確認したい場合に問い合わせ時の確認先として扱います。

導入前チェックリスト

  • カウンター会計かテーブル会計か
  • 先払いか後払いか
  • ハンディが必要か
  • QRモバイルオーダーが必要か
  • キッチンプリンターまたはキッチンディスプレイが必要か
  • 伝票分割が必要か
  • テイクアウト注文を扱うか
  • キャッシュレス決済と連携できるか
  • 予約管理と連携する必要があるか
  • 複数店舗を管理するか
  • 必要なiPad・端末・周辺機器は何か
  • 通信障害時にどう運用するか
  • 営業中の問い合わせ先があるか
  • 初期設定や設置を誰が行うか
  • 月額以外の費用を確認したか
  • 契約期間と解約条件を確認したか
  • 公式サイトで最新条件を確認したか

飲食店向けPOSレジは、会計、注文、キッチン、決済、サポートをまとめて確認する必要があります。店舗の流れを書き出し、必要な機能を絞ってから、公式情報で最終確認してください。