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Airレジとスマレジの違いを比較|小規模店舗はどちらを選ぶべき?

公開日: 2026-07-20最終更新日: 2026-07-20

Airレジとスマレジは、どちらもiPadやiPhoneを使えるPOSレジですが、料金の組み立て方と、店舗運営を広げるときの機能の選び方が異なります。現在の会計をシンプルに始めたいのか、複数店舗・顧客管理・飲食店向け注文・高度な在庫管理まで見込むのかで判断が変わります。

このページでは、小規模店舗向けPOSレジの選び方で整理した条件をもとに、Airレジとスマレジの違いを2サービスに絞って比較します。導入総額を確認したい場合は、POSレジ9サービスの料金比較もあわせて確認してください。

ポイント

掲載内容は2026年7月20日に両サービスの公式サイト・公式ヘルプで確認しました。料金、プラン、対応端末、連携サービス、決済手数料、キャンペーンは変更される場合があります。契約・購入前に必ず公式サイトで最新条件を確認してください。

Airレジとスマレジの主な違い

比較項目Airレジスマレジ
月額料金の考え方Airレジ単体の初期費用・月額費用・サポートが0円1店舗向けスタンダードは0円。必要機能に応じて月額5,500円〜15,400円(税込)のプランを選ぶ
無料利用の範囲注文入力、会計、売上分析、顧客、在庫、複数店舗の切替管理など、Airレジ単体の機能1店舗で使う基本レジ機能と売上分析。アカウント作成後30日間の全機能お試しとは別
対応端末動作確認済みのiPad・iPhone。Androidは非対応iOS・iPadOS端末。対応OS・機種は導入前に要確認
周辺機器対応プリンター、ドロア、バーコードリーダー、カスタマーディスプレイ、自動つり銭機などプリンター、ドロア、バーコードスキャナー、自動つり銭機、マルチ決済端末など
キャッシュレス決済Airペイと連携可能。Airペイは別申込み・審査が必要PAYGATEや対応決済サービスと連携。決済契約、端末、手数料を別に確認
在庫管理会計連動の在庫、入荷、在庫変動履歴、通知、棚卸を無料機能として案内在庫数の確認に加え、リテールビジネスで発注・入出荷・店間移動・在庫分析などに対応
売上分析時間別・日別・商品別などを確認。CSV出力やAirメイト連携も可能基本の売上分析に対応。上位プランでは複数店舗や顧客など管理範囲を広げられる
複数店舗管理1つのAirIDで店舗を追加・切替可能。商品や在庫、売上は基本的に店舗ごとに管理プレミアム以上で複数店舗の売上を一括管理。高度な店舗横断管理はプラン・機能を確認
サポート電話・チャット・メールを含めて0円と案内スタンダードはメール。プレミアム プラス以上では電話サポートを案内
向いている店舗まず固定費を増やさず、基本機能から自分で始めたい店舗店舗増加や業種別機能を見込み、必要な範囲へ段階的に広げたい店舗

この比較は、Airレジが基本機能だけ、スマレジが有料でなければ使えない、という意味ではありません。Airレジにも在庫・顧客・売上分析・複数店舗の管理機能があり、スマレジにも1店舗向けの無料プランがあります。違いは、必要機能を無料のAirレジ単体と関連サービスの組み合わせで考えるか、スマレジのプランとオプションで段階的に広げるかにあります。

結論:それぞれが向いている店舗

店舗の条件先に確認しやすい候補判断理由
1店舗で会計・売上・在庫をまとめ、月額固定費を抑えたいAirレジAirレジ単体の機能とサポートが0円。対応端末・周辺機器は別に準備する
1店舗で基本会計と売上分析から試したいどちらも候補Airレジ単体とスマレジのスタンダードはどちらも月額0円で始められる
近い将来に複数店舗の売上を一括管理したいスマレジプレミアム以上が複数店舗向けとして明確に分かれている
顧客・ポイント管理と電話サポートを重視したいスマレジプレミアム プラスで顧客・ポイント管理と電話サポートを案内
小売店で棚卸・発注・入出荷・店間移動まで使いたいスマレジを優先して確認リテールビジネスが高度な在庫管理向け。Airレジで足りる範囲とも比較する
飲食店でハンディ・キッチン伝票・モバイルオーダーまでまとめたいどちらも候補Airレジ オーダーとフードビジネスの料金・必要機器・端末台数・注文方法を同じ条件で比較する
自分で初期設定しつつ、電話・チャットでも確認したいAirレジAirレジ単体のサポート全般を0円として案内

無料か有料かだけで決めず、2年以内の出店予定、商品数、注文方法、顧客情報の使い方、必要なサポートを先に書き出すと判断しやすくなります。

初期費用・月額費用の考え方

Airレジの料金

Airレジは、POSレジアプリの初期費用、月額費用、サポート全般、Airレジ単体のすべての機能を0円と案内しています。有料プランへ切り替える方式ではありません。

ただし、iPadまたはiPhone、レシートプリンター、キャッシュドロア、バーコードリーダー、自動つり銭機などは必要に応じて別途準備します。Airペイ、Airレジ オーダー、予約管理などの関連サービスも、Airレジ単体の0円とは分けて条件を確認してください。

Airレジの最新料金・機能を公式サイトで確認する

スマレジの料金

プラン月額(税込)主な位置付け
スタンダード0円1店舗向けの基本POSレジ
プレミアム5,500円/店舗複数店舗、外部システム連携など
プレミアム プラス8,800円/店舗顧客・ポイント管理、電話サポートなど
フードビジネス15,400円/店舗飲食向け注文、キッチン伝票、モバイルオーダーなど
リテールビジネス15,400円/店舗小売向けの高度な在庫管理など

スマレジもPOSソフトの初期費用は0円と案内していますが、iPad・iPhone、周辺機器、決済端末、追加レジ端末、オプション、導入支援は別費用になる場合があります。フードビジネスとリテールビジネスを併用する場合など、料金表に個別条件がある構成は公式ページで確認してください。

スマレジの最新料金・プランを公式サイトで確認する

無料で利用できる範囲の違い

Airレジの0円は、Airレジ単体の注文入力、会計、商品登録、在庫管理、顧客管理、売上分析、複数店舗の追加・切替、電話・チャット・メールサポートを含みます。一方、キャッシュレス決済、オーダー、予約、経営分析などを関連サービスで補う場合は、各サービスの契約条件を別に確認します。

スマレジのスタンダードは、1店舗で基本的なレジ機能と売上分析を使うための無料プランです。複数店舗、外部システム連携、顧客・ポイント管理、電話サポート、飲食店向け注文、高度な小売在庫などは、上位プランを選ぶ基準になります。

また、スマレジはアカウント作成から30日間、全機能と電話による導入サポートを試せると案内しています。有料プランを申し込まなければ、その後はスタンダードへ移行します。30日間のお試し範囲を、恒常的な無料プランの範囲と混同しないようにしてください。

必要な端末・周辺機器

両サービスともApple端末を中心に構成します。Android端末だけでPOSレジを運用したい場合は、別サービスも含めて比較が必要です。

確認項目Airレジスマレジ
POSアプリ動作確認済みのiPad・iPhoneiOS・iPadOS端末
パソコンバックオフィスで設定・集計・分析。パソコンでは会計不可ブラウザの管理画面で確認・設定
レシートプリンター対応機種を公式一覧で確認対応機種を公式周辺機器ページで確認
キャッシュドロア対応機種を接続対応機種を接続
バーコードバーコードリーダー、端末カメラを用途に応じて利用バーコードスキャナーを利用可能
自動つり銭機対応機種との連携を案内対応機種との連携を案内
決済端末Airペイなど、連携サービスの対応端末を確認PAYGATEなど、契約する決済サービスの端末を確認

手持ち端末を使う場合も、端末の世代、OS、接続する周辺機器、同時利用台数を確認します。購入前には、Airレジの動作環境スマレジの周辺機器で最新条件を確認してください。

キャッシュレス決済との連携

AirレジはAirペイと連携でき、Airレジで入力した会計金額を決済端末へ反映できます。Airペイの利用には別途申込みと審査が必要です。決済端末、対応ブランド、手数料、入金条件、キャンペーンはAirレジの利用料と分けて確認します。

スマレジはPAYGATEや複数の対応決済サービスと連携できます。PAYGATEはクレジットカード、電子マネー、QRコード決済を扱うマルチ決済サービスで、スマレジと接続する方法と、PAYGATE POSとして端末1台でレジ・決済・レシート印刷を行う方法が案内されています。

どちらも「POSレジが0円だからキャッシュレス決済も無料」とは限りません。決済サービスの契約、加盟店審査、端末代、月額、決済手数料、入金サイクルを別表にして比較してください。

売上分析・在庫管理・複数店舗管理

売上分析

Airレジは、会計データを自動集計し、時間別・日別・商品別などで確認できます。CSV出力のほか、関連サービスのAirメイトと連携して分析範囲を広げる方法もあります。

スマレジもスタンダードから売上分析を案内しています。複数店舗の一括管理、顧客情報と組み合わせた運用、外部システム連携などが必要になると、上位プランを確認する理由になります。

在庫管理

Airレジは、会計と在庫数の連動、入荷、在庫変動履歴、在庫切れ通知、CSV一括編集、棚卸を無料機能として案内しています。1店舗の小売店で必要な範囲を満たすなら、月額0円でも候補になります。

スマレジは在庫数の確認に対応し、リテールビジネスでは在庫変動履歴、棚卸、店舗間移動、発注・入荷・出荷、在庫分析などの高度な在庫管理を案内しています。商品数が多い、仕入れや倉庫まで管理したい、複数店舗間で商品を動かす場合は、必要機能がどのプランに含まれるか確認してください。

複数店舗管理

Airレジは、1つのAirIDで複数店舗を追加し、バックオフィスから店舗を切り替えられます。ただし、商品・在庫・売上管理は基本的に店舗ごとです。共通商品の設定にはCSVを各店舗へ反映する運用が案内され、店舗横断の損益・予実管理には対応する本部システムとの連携を確認します。

スマレジは、プレミアムを複数店舗向けプランとして案内しています。店舗別売上の一括管理に加えて、商品、在庫、権限、本部管理まで必要な場合は、プレミアムだけで足りるか、リテールビジネスや別オプションが必要かを確認してください。

飲食店で選ぶ場合

カウンター会計が中心で、商品パネル、個別会計、売上分析、キャッシュレス決済を使う小規模飲食店なら、Airレジ単体とスマレジのスタンダードの両方が候補です。まずは会計時の操作と、プリンター・決済端末の構成を比較します。

テーブル管理、スタッフ用ハンディ、キッチン伝票、モバイルオーダーまで必要な場合も、Airレジ オーダーとスマレジのフードビジネスの両方が候補です。2026年7月20日時点の公式情報を、比較条件が近い構成で整理すると次のようになります。

比較項目Airレジ オーダースマレジ フードビジネス
月額料金の例ハンディ+キッチンモニターは13,200円(税込)、店内モバイルオーダー+キッチンモニターは17,600円(税込)1店舗15,400円(税込)。スマレジとスマレジ・ウェイターを含む
注文方法スタッフ用ハンディ、店内モバイルオーダーなどから構成を選ぶスタッフ用ハンディ、モバイルオーダー。テーブルオーダーは別オプション
ハンディ台数ハンディ構成は5台まで、店内モバイルオーダー構成は来店登録用1台までを月額に含む。追加は1台1,650円(税込)1店舗5台まで。6台目以降は1台1,540円(税込)
キッチン・周辺機器キッチンモニター用iPadを用意する構成と、キッチンプリンターを使う構成があるキッチンプリンター、レジ用iPad、レシートプリンターなどを店舗構成に応じて用意する

金額だけでなく、客席で誰が注文するか、キッチンをモニターと紙伝票のどちらで運用するか、必要なハンディ台数、手持ち端末を使えるかを揃えて見積もります。料金や機器条件は変わる可能性があるため、Airレジ オーダーのプラン・料金スマレジ フードビジネスの料金・機能で最新情報を確認してください。

飲食店固有の要件は、飲食店向けPOSレジの選び方で詳しく整理しています。

美容室・サロンで選ぶ場合

会計、顧客の基本情報、購入・来店履歴、担当者別の確認を中心にするなら、Airレジも候補です。席・担当者・個室をリソースとして管理する機能があり、予約を扱う場合はAirリザーブなど関連サービスとの連携範囲を確認します。

スマレジは、プレミアム プラスで顧客・ポイント管理と電話サポートを案内しています。予約管理はスマレジPOSとは別の予約管理サービスで、月額利用料が発生すると公式ヘルプに記載されています。外部予約メディア、会員情報、施術履歴、回数券やポイントをどこまでまとめたいかを先に決めてください。

電子カルテや特定の予約媒体との自動連携が必要な場合は、Airレジとスマレジの標準機能だけで判断せず、連携先とデータ項目を公式情報または相談時に確認します。

小売店で選ぶ場合

1店舗で、商品登録、バーコード、会計連動の在庫、在庫通知、棚卸を使いたい場合は、Airレジの無料範囲を具体的に確認する価値があります。商品数、SKU、入荷作業、返品、棚卸頻度が現在の機能で足りるかを実機やデモで確認してください。

複数店舗で、発注、入出荷、店間移動、在庫分析、受注管理、免税手続きまで必要なら、スマレジのリテールビジネスが比較候補になります。ただし、受注管理など別料金の機能もあるため、月額15,400円だけで導入総額を判断しないようにします。

EC在庫との一元管理が必要な場合は、実店舗とECの商品・在庫・注文・返品がどのタイミングで同期されるかを確認してください。

Airレジが向いているケース

  • 1店舗から始め、POSソフトの月額固定費を増やしたくない
  • 基本会計だけでなく、売上分析、顧客、在庫、棚卸も使いたい
  • 自分で端末と周辺機器を選び、商品登録や初期設定を進められる
  • 電話・チャット・メールサポートを無料範囲で使いたい
  • Airペイ、Airリザーブ、Airレジ オーダーなど、必要な関連サービスを個別に検討したい
  • 複数店舗でも、当面は店舗ごとの商品・在庫・売上管理で運用できる

Airレジを選ぶ場合は、「すべて0円」ではなく、端末、周辺機器、通信、決済、注文・予約などの関連サービスを足した総額を確認してください。

スマレジが向いているケース

  • 1店舗の基本会計から始め、将来は上位プランへ広げたい
  • 複数店舗の売上を一括管理したい
  • 顧客・ポイント管理、電話サポート、外部システム連携を重視する
  • 飲食店でハンディ、キッチン伝票、モバイルオーダーをまとめて検討したい
  • 小売店で発注、入出荷、店間移動、在庫分析まで必要
  • ショールーム、オンライン相談、導入サポートを使って機器構成を確認したい

スマレジを選ぶ場合は、将来必要になる機能を先回りして高いプランへ入れるのではなく、必要時期とプラン変更条件を確認して段階的に選びます。

どちらも向いていないケース

  • Android端末だけでPOSレジを運用したい
  • 券売機や専用一体型端末を中心に、機器・設置・保守を一括で任せたい
  • 医療機関や特殊業態で、既存システムとの接続要件が両サービスで確認できない
  • 24時間対応や現地駆けつけなど、営業時間と保守条件に厳しい要件がある
  • 複数倉庫、複雑なEC受注、基幹システム連携など、POSレジの標準範囲を超える管理が必要

この場合は、Airレジかスマレジの二択にせず、POSレジ9サービスの機能・業種比較へ戻り、端末方式、導入支援、保守、外部連携から候補を広げてください。

契約・導入前に確認する項目

  • 現在は1店舗か、2年以内に店舗を増やす予定があるか
  • 商品・メニュー数と、登録・更新する担当者は誰か
  • iPadまたはiPhoneの対応機種・OSを満たしているか
  • レシートプリンター、ドロア、バーコード、自動つり銭機が必要か
  • 現金以外に対応する決済ブランドは何か
  • 決済端末、審査、決済手数料、入金条件を確認したか
  • 在庫は数量確認だけか、棚卸・発注・入出荷・店間移動まで必要か
  • 売上は店舗別でよいか、複数店舗を一括で見たいか
  • 顧客情報、ポイント、予約、会計履歴をどこまで連携するか
  • 飲食店ではハンディ、キッチン伝票、モバイルオーダーが必要か
  • 初期設定、商品登録、設置、スタッフ教育を自分で行えるか
  • 営業時間中に使えるサポート方法と受付時間を確認したか
  • 端末故障・通信障害時の代替手順を決めたか
  • 有料プラン、オプション、関連サービスの契約・解約条件を確認したか
  • 公式サイトで最新料金、対応端末、キャンペーンを再確認したか

まとめ

Airレジは、1店舗の基本会計だけでなく、在庫、顧客、売上分析、複数店舗の追加・切替、サポートまでAirレジ単体の0円範囲で確認したい店舗に向きます。ただし、複数店舗の商品・在庫を横断で細かく管理する場合や、注文・予約・決済を追加する場合は、関連サービスを含めて確認が必要です。

スマレジは、1店舗向けの無料プランから始め、複数店舗、顧客・ポイント、飲食店向け注文、高度な小売在庫へプランを広げたい店舗に向きます。使わない機能まで先に契約せず、必要な時期と月額以外の費用を確認してください。

最後は、同じ端末・周辺機器・決済・サポート条件で総額をそろえ、実際の会計操作と管理画面を確認して判断します。